再発を防ぎ完治を目指す|直腸がんを始めとするがんの治療は日進月歩【医療のいま】

再発を防ぎ完治を目指す

ドクター

肺がんになるとどういった症状が出るのか

肺がんになるとまずのどの調子が悪くなることがあるといいます。そして次には痰混じりの咳が続き、「なんか調子が悪いな」と感じる人がこの時点で多くなるのです。もし喫煙をしている人なら肺がんになる確率は高くなるので、すぐに病院に検査に行きましょう。しかし、喫煙していない人でも受動喫煙者なら肺がんになることが多くなり、まれに肺がんにかかった親戚がいない人や受動喫煙をしていなくても肺がんになるケースはあります。

治療法の選択のために因子を確認

肺がんにかかったからといってすぐに外科手術で肺を切除するというわけではありません。免疫療法を行なうのか、放射線治療を行なうのか、判断するためにも因子を調べることになります。
・組織型
・遺伝子型
・病期
・全身の状態
以上を踏まえて、治療に耐えられる状態なのかどうかを確認していきます。

外科手術の目的

がんの治療方法といえば外科手術というイメージがあります。肺がんの場合は再発しないためにも病巣を完全に切除することが求められるので、切除した後は肺が小さくなってしまいます。そのため、病巣が広がっていて大部分を切除することが予想される場合は、患者の状態を悪化させないために他の治療法が検討されます。肺はいくつかの部分に分かれており、それを葉といいます。そのため、切除術の際は肺葉切除という言葉が使われるのです。そしてほとんどの場合、リンパ節にも転移していることがあるので、リンパ節郭清が行なわれることになるでしょう。

再発予防に免疫療法

肺に発生した悪性腫瘍を全て外科手術で取り除いたからといって、再発しないわけではありません。がん細胞は目に見えない状態で残っていますが、これに放射線を照射しても、除去できないのです。血液に残って漂っているこのがん細胞を除去するためには免疫療法が最適です。NK細胞やCTL細胞といった免疫療法で作り出された細胞が、小さながん細胞も見分けて攻撃してくれるため、肺がんにかかった人の生存率が上がっているというデータがあるのです。

肺がんのステージを決定するための因子

T因子

ステージを分類するための因子の一つであるT因子は何を示すのかというと、がんがどのように大きくなり、細胞に浸潤しているかを示します。がんの最大径が2センチ以下ならT1aですが、食道への浸潤が見られる場合はT4という分類になります。

N因子

リンパ節転移を示すN因子は三段階に段階が分けられています。肺の近くには、リンパ節が通っているため、肺がんができるとリンパ節に転移しやすいのです。N3の段階になると、鎖骨上窩までがん細胞が転移していて、ステージが進んでいる状態です。

M因子

それほどがん細胞が大きくなくても、リンパ節に転移しているということはありますが、M因子がM1bの状態が確認されるのは、ステージ5の場合がほとんどです。他の臓器にまで転移が進むと、悪性心嚢水などがみられるようになります。

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